子世帯のメリット2:子育てのサポートをしてもらえる
核家族化が進む現在、若い夫婦は子育てに悩み、親世代は孫になかなか会えない、という状況が増えてきていると思います。二世帯住宅の暮らしでは、子世帯・親世帯ともにそうした悩みが解消し、一緒に子育てをしていくことが可能となります。
話題の「孫育て」が叶う二世帯同居
二世帯住宅にすることのメリットとして、「子育てをサポートしてもらえる」というのが挙げられています。若い子世帯にとって子育ては、日々手探りで大変なものであることは間違いありません。特に最近は共働き世帯が増えていて、余計に子育てに悩む方も増えてきているそうです。二世帯住宅で親と同居することで、子育ての先輩である親のサポートを受けやすくなるのは、やはり大きなメリットであると言えるでしょう。また親にとっては、話題の「孫育て」をすることができ、生活に張りが出るというメリットを得ることもできます。
知っておきたいデメリットと注意点
大家族で子育てをしていく時にデメリットとして挙げられるのが、「サポートが当たり前になってしまう」「教育方針の違い」という2点かと思います。親のサポートを当たり前とし、子育ての全てを任せっぱなしにしてしまうのは、親にはもちろん子どもに対しても不満を募らせるきっかけとなってしまいます。また親の方も「孫育て」に夢中になってしまい、孫や若い夫婦に対して過干渉になってしまうのも、互いの関係に亀裂を生むことになりかねないので、注意したいポイントとなるでしょう。
子育て夫婦の二世帯住宅例
採光・通風・プライバシー、すべてを叶えたコの字プラン
分離同居型の二世帯住宅です。1階のテラスや2階のバルコニーは、家族全員が集まれるスペースになっていますし、内部ドアで行き来もできるようになっていて、家族がプライベートを守りつつも緩やかにつながることができる二世帯住宅となっています。
家族構成 | 両親・子供夫婦・子ども1人 |
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延床面積 | 200.34㎡(60.60坪) |
敷地面積 | 182.52㎡(55.21坪) |
1階の親世帯の広くとられたLDKはテラスに面しておあり、日中お孫さんと過ごすのにとても適した空間となっています。玄関はそれぞれで独立しており、プライベートをしっかりと確保しつつも、「孫育て」しやすい間取りになっています。
まとめ
大家族での暮らしは賑やかで寂しくない、というのも魅力となっています。親世帯と子世帯がほどよい距離感で関わり合える二世帯住宅は、子育てをする大人たちはもちろん、子どもたちにとっても安心して暮らしていける場所となってくれるようです。