子世帯のメリット1:共働きがしやすくなる
女性の社会進出が進み、夫婦共働きというのが当たり前になってきた今、家事や育児との両立に大変な思いをされている方は少なくありません。そのため今、二世帯住宅での暮らしで同居する親世帯にサポートをしてもらうことで、より共働きがしやすくなるという点に注目が集まってきています。
二世帯なら、共働きがしやすくなる
共働き世帯の悩み事といえば、「育児」と「家事」が挙げられると思います。日常の家事はもちろん、就業時間中の子どもの預け先や、子どもの急な体調不良などで仕事を抜けたり休んだりなど、夫婦で協力しても両立するのはかなり大変であることは間違いありません。そこで今注目されているのが親世帯との同居「二世帯住宅での暮らし」です。
二世帯住宅の場合、両親がフルタイムで勤務していたとしても、子どもは親世帯のスペースに帰宅し、両親が帰宅するまで祖父母と過ごすことが可能です。つまり子世帯にとって、預け先や保育園などのお迎えの時間を気にすることなく、安心して働くことができる環境が整うというメリットを得ることができます。そのため最近の二世帯住宅の傾向として、完全に生活を分けるのではなく、互いのプライバシーは保ちつつも家事や育児のサポートを受けやすい、そんな間取りの設計が増えてきているそうです。
知っておきたいデメリットと注意点
共働き世帯にとって、親世帯のサポートを受けやすい二世帯住宅は、とてもメリットの多い暮らし方だと思われます。しかし、子どもを通じて距離が近くなる分、お互いの行動に窮屈さや苛立ちを感じる事も少なくないようです。子世帯はサポートへの感謝を忘れず、親世帯は過干渉にならないように気を付ける。こうして程よい距離感を保っていくことで、より良い関係を築き、デメリットを回避していきましょう。
共働き夫婦の二世帯住宅例
採光・通風・プライバシー、すべてを叶えたコの字プラン

(https://www.sekisuiheim.com/case/c025/index.html)
コの字型の間取りが特徴の3階建て二世帯住宅です。1階を親世帯、2・3階を子世帯で使用しており、どの部屋からも中庭が眺められるようになっています。採光・通風・眺望・プライバシーの確保を兼ね備えた、二世帯プランです。
家族構成 | 両親・子供夫婦・子ども2人 |
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延床面積 | 248.33㎡ |
敷地面積 | 記載がありませんでした。 |
親世帯と子世帯では玄関を別にしていますが、室内からも2階の子世帯スペースにいくことが可能です。そのため、お互いの生活リズムを守りながらも、ゆるやかにつながることが可能な間取りとなっているといえます。
まとめ
子世帯が共働きだった場合、やはり親世帯のサポートが受けられやすい二世帯住宅の暮らしは、メリットが大きいようです。もちろんデメリットに感じる事もあるようですが、共働きをしていくには適した環境であることは確かだと言えます。